清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

読売は 人種差別する 新聞か?(3)

懲りずに力士の大麻問題をやります。

今日の読売新聞朝刊は、(主に松浪健四郎自由民主党外交部会長の発言だが)差別感情むき出しといえる。

1.まず、社説「北の湖理事長 辞任を抜本改革のスタートに」(http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080908-OYT1T00779.htm
。「問題が目立つ外国人力士に対しては、力士としての自覚や立ち居振る舞いを身に着けさせる特別なプログラムも必要だろう」だって?たまたま外国人力士が問題を起こしている(もっとも、一番重大な時津風部屋の問題においては外国人力士が逮捕されたという話は聞かない)だけじゃないか。外国人だから事件を起こすのではない。また、外国人力士の問題としてかろうじて取り上げられるのは朝青龍関の問題(大統領に頼まれることは、日本人力士ではないだろう。この問題は、巡業を実際にはサボっていない、仮病でない、巡業のあり方に疑問、など、日本相撲協会こそが批判されるべき問題である)ぐらいである。この社説においては、「外国人力士」→「力士」と訂正し、お詫びすべきである。

2.もっとむごいのは、松浪健四郎さんにインタビューした、「外国人力士 入門禁止に」。

「外国人力士が各階の1割弱を占めるのは以上」だと思っているのは、(他にもいるが、公言するのは)松波さんぐらいだろう。それだけ、外国人にとって魅力があるのだから、喜ばしいことではないのか。

「私はスポーツには、国際化できるものとできないものがあると考えている」→これ自体は悪くない。たとえば、ある意味、アメリカのバスケットボールは国際化していないといえる(NBAのルールは国際(FIBA)ルールと違うのはご存知の通り)。また、柔道に関しては、国際ルールとは異なる日本独自の柔道ルール・大会の余地があろう。

「相撲は、ただのスポーツではない」し(神事が由来と聞く)、「能、狂言、歌舞伎などと同列に並ぶわが国を代表する文化」だとも思う。しかし、だからと言って、「それを外国人力士の人気に委ねてはいけない。日本人の心を持った人で守りぬかないといけない」ことにはならない。外国人が「日本人の心」を持てない証拠がないからである(現在は日本人だが、ブラジル出身のプロサッカー選手だったラモス瑠偉さんが日本人より日本人らしいと賞賛されていたのはつい最近のはず)。ところで、「能、狂言、歌舞伎」って、外国人いないの?それはなぜ(魅力がないから?外国人排除があるなら、そちらの改革が必要だろう。それとも、日本人は、オペラなどをするなとでも?)?

「今回の問題は、日本人の心を持たない人間が、文化を継承するのは難しいことを改めて教えてくれた」?それじゃ、日本人は大麻を吸引したりしないんだ(関東学院大学ラグビー部でつかまった人は、外国人?)?

相撲協会は、大麻朝青龍の件など頻発する外国人力士の問題で、多くの教訓を得たのだから、今後は外国人の入門を認めないようにすべきだ」って?大麻は外国人特有の問題でないし、朝青龍関のは相撲協会のほうが問題。はっきり言ってしまえば、松波さんは差別主義者であることが、このコメントではっきりした。

松浪健四郎さん、先進国・自由主義国日本のために、速やかに政治家を辞め、二度と公の場で発言しないで頂きたい。