世の大勢に乗って、自由民主党総裁選の話を。
NIKKEI NET「自民党総裁選に5氏届け出 衆院選の「顔」へ論戦」（http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080910AT3S1000X10092008.html）
に、今度の総裁選に出馬した５名の名前が載っている。
この５人の中で誰が有能かはわからないが、私見を述べれば、小池百合子さんになれば、自由民主党が、来るべき衆議院議員総選挙に勝ちやすいと思う。
理由は２つ。
第１に、女性であること。私は男なので反面望ましくないところもあるが、女性が総裁＝内閣総理大臣になると、女性の社会進出が進みそうな気がするのである。最も、それは、小池さんが国務大臣にそれなりに女性を配置すればの話だが。それはさておき、注目度は抜群であろう。
第２に、いわゆる、上げ潮派であること。小泉改革の見直しが叫ばれているが、自由民主党支持者にとっては、小泉構造改革は悪くないと思うので（私は、自由民主党は、資本家や富裕層を究極的には代弁している政党だと思っている）。ただ、地方の離反が避けられないという結果が出るかも知れず、理由としては弱いか。
ただ、不安点が。
第１に、連立パートナーである公明党との関係はどうなのだろう。すなわち、この５候補のうち、公明党の受けがいいのは誰だろう。
第２に、経済的センス、というか手腕はどうなのだろう。いつの時代でも、国民にとって切実なのは経済。防衛の経験があるのはいいが、肝心の経済はどうかがよくわからない（もちろん、防衛も重要です）。
