清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

読売の コラムの筆が 鈍ってる

自由民主党ヨイショ新聞の読売新聞の、コラムの筆が鈍っている。以下において明らかにしたい。

1.まずは、9月29日付(東京本社)よみうり寸評(http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column2/news/20080929-OYT1T00441.htm)。

国土交通大臣中山成彬さんの発言を取り上げているが、ヌルい。

「中山氏は辞任後も日教組批判の部分については「確信的にあえて申し上げた」と撤回していない◆お気の毒だが、あの言葉では確信も思うようには伝わらない。」(上記サイトより)

「気の毒」とは、広辞苑第4版によると、「ー分が難儀な目に会って心をいため、苦しむこと。困ること。(用例等省略。以下同じ)他人の苦痛・難儀についてともに心配すること。同情。A蠎蠅北堆任鬚けて、すまなく思うこと。」であり、この文では、△琉嫐で用いていると思われる。しかし、どこが「お気の毒」なのか。なぜ、「他人の苦痛・難儀についてともに心配する」のか。「ともに心配する」に値するのか。中山さんの発言の根拠が明らかでない上に、反対の根拠を提示されると、言い逃れをしている。このような人間には「お気の毒」という同情の言葉は不適当だろう。

2.次は、9月30日付編集手帳http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20080929-OYT1T00857.htm)。

「いずれにせよ国会という「弁舌の闘技場」が活気づくのは悪いことではない」(上記サイトより)だって?麻生政権が何をやるのかが国民が知りたいことで、民主党に質問してもしょうがないだろう。民主党は、政府案が悪ければ、批判するだけある(その批判から政治哲学を読み取るべし)。野党だから当然だろう。根拠を示すのは、主に政府・政権だろう。まずは、解散なんかやめて、衆議院公明党とあわせて3分の2以上の議席を持つのを生かして、重要法案は3分の2条項(憲法第59条第2項)を積極的に用いて法案を通し(補正予算もすみやかに審議し(憲法第60条))、妥協できるところは妥協すべきだろう。

なお、麻生内閣総理大臣の所信表明演説は、項を改めて検討する予定である。

3.9月30日社説「所信表明演説 小沢民主党代表はどう応じる(9月30日付・読売社説)」(http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080929-OYT1T00839.htm

「福田前首相は、通常国会で、野党との協調姿勢を前面に出しながら、民主党に翻弄(ほんろう)され続けた」のならば、福田さんは、重要法案について積極的に3分の2条項を使えばよかったのに。

「いずれも、仮に民主党が政権を取った場合、懸念されている問題だ」って?それは、自由民主党やその支持者だけでは?国民は、どちらかいいほうを選ぶだけだ。

所信を明らかにする本来の趣旨を無視している麻生内閣総理大臣の批判らしきものが最後の5行ぐらいじゃねぇ。その他は、もっぱらいつもの民主党批判だが、肝心なのは政府の行為のはずだが。

4.どのコラムを見ても、肝心なところから目をそらし、好き嫌いだけで論じているように思うのは、気のせいだろうか。