清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

フェニックス bjリーグに 初見参

bjリーグ2008-2009シーズンの、浜松・東三河フェニックスvs仙台89ERSの1回戦が、浜松アリーナで行なわれた。その模様は、静岡県宮城県NHK総合テレビ生放送され、私はそれを観た。

結果は下記のとおり。

浜松・東三河フェニックス93(21-20、28-14、19-18、25-25)77仙台89ERS

感想をいくつか。

まず、NHK総合テレビという地上波で開幕戦を観ることができるとは思わなかった。仙台89ERSも出世したか。これに関連して、NHKNBA解説者でもある、bjリーグコミッショナー河内敏光さんの売り込み(?)も素晴らしかった。これくらい積極的な人がバスケ界の主流だったら、バスケ界ももっと盛り上がっただろうに(bjリーグは努力しているし、素晴らしいが)。

浜松アリーナの観客数は、2,000人強のようだ。仙台89ERSの開幕戦(2005-2006シーズン)は4,000人強だったような気がする。OSGのときは、本拠地が愛知県豊川市豊橋市だったので、浜松の皆様にとってはまだなじみが薄いか。OSG時代から努力はしているのだろうが、bjの各チームに比べたらまだ足りないのか?これからの集客増を期待したい。

スターティングメンバーは以下の通り。

浜松・東三河―G(ガード。なおポジションは推測)マイケル・ガーデナー(前ライジング福岡)、G岡田慎吾(OSGからのプロテクト選手)、F(フォワード)アダム・ザーン、Fアンディー・エリス(前大分ヒートデビルズ)、C(センター)スン・ミンミン(232cm!(ではなく、236cmでした。お詫びして訂正します))

仙台―G志村雄彦(前東芝。160cm!なお、仙台といえばG日下光選手だが、ベンチスタート。激しさの志村、落ち着きの日下と言ったところか)。G高橋憲一、Fボビー・セントプルー(出世!)、Fラシャード・タッカー(元アイシン)、Cクリス・ホルム。

まず最初に存在感を示したのは、スン選手。思ったより動きがいいので、サイズや幅と合わせると、脅威。

5ファールで退場になったが、ベンチスタートのC太田敦也選手、JBL2007-2008シーズンのセミファイナルにも出ていたG大口真洋選手(引退を考えていたなんて信じられない)など、日本人選手の活躍もあったが、やはり目立ったのは、ガーデナー、Gジョシュ・ペッパーズの、前ライジング福岡のコンビ(ガーデナーはポイントガードもできるようで、2007-2008シーズンファイナルにおける仙台との3位決定戦でオン・ザ・コート5(今年は禁止)にしたのもうなづける)だった選手の顔ぶれから見れば、サラリーキャップが機能しているか疑問に思った(いい選手が結構いるから)。

仙台は、1Q、2Qのターンオーバーは浜松・東三河と大して変わらなかったようだが(仙台6、浜松・東三河5)、パスミスが多いように感じた。また、タッカー選手のフリースローが決まらず、佐藤真哉選手の3Pの方が決まっているように感じた(3Pの方が難しいとして問題はない)。

後半は、セントプルー選手にエンジンがかかり、シュートも入るようになり、何とか試合にはなったが、浜松・東三河の思い切りのいいオフェンスと、厳しいディフェンスの前に、仙台は完敗したといったところか。

仙台89ERSは、まだまだピークに達していないように感じた。明日も試合だが、とりあえずの出来で何とか食らいつくしかないだろう。なお、この試合、明日は、BSフジで午後4時から生中継ですので、BSデジタルの契約をしている方、会場に行けない方、暇な方はぜひ御覧ください。

*文中一部敬称略