清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

朝日って あまり問題 ないんだな

最近、朝日新聞に対する批判が喧しい。

私は、朝日新聞を紙で読んでいないのでわからないが、問題のある内容も多いのかもしれない。

ただ、最近騒がれている問題は、実はあまり問題ではないと思われる。

1.「あすの会 ようやく気持ちが 落ち着いたか~死刑囚 じゃなくて被害者 反論だ(4)」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/43725416.html
で取り上げた、2008年6月18日東京本社版夕刊1面「素粒子」。

上記サイトの文章は正しいが、それを前提に考えると、やはり問題があるとは思えない。朝日新聞は謝罪したが、謝罪するなら最初から書くなとは思う。しかし、それだけ、批判(というより、攻撃)が酷かったのだろう。

2.「橋下さん 知事も廃業 するべきだ 」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/45044977.html
で取り上げた、2008年10月3日朝刊社説。

橋下さんは、「からかい半分」(「橋下さん 知事も廃業 するべきだ」)と言ったようだが、そんなことはなく、真摯な社説でしたよ。

内容は、「「弁護士失格」といわんばかりの厳しい判決」(朝日新聞社説)だったし、「少数派の基本的人権を保護する弁護士の使命や職責を正しく理解していない」(朝日新聞社説)という趣旨のことも判決文に書いてあるし、社説のほかの部分もおおむね問題ない。

たぶん、橋下さんは、以下の内容に激怒しているのだろう。すなわち、朝日新聞社説によると、「判決を真剣に受け止めるならば、控訴をしないだけでなく、弁護士の資格を返上してはどうか。謝罪が形ばかりのものと見られれば、知事としての資質にも疑問が投げかけられるだろう」と書いてある。

たしかに、「控訴をしない」(朝日社説)は言いすぎである(憲法32条の裁判を受ける権利を無視しているから。ここから護憲派ダブル・スタンダードの批判は当然ありうる)。しかし、謝罪しておいて、控訴するという対応を取れば、「形ばかり」(朝日社説)と取られても仕方がないだろう(私見は、控訴してもよい。和解を目指すためにも大事)。また、広島地方裁判所の判決文を読んだ限りでは、法的知識の上で間違っており、専門家として問題だから、「弁護士の資格を返上してはどうか」(朝日社説)と書かれても仕方がない。なお、判決が覆る可能性はあるが、原告提出の証拠が客観的なものである可能性が極めて高く(懲戒件数、映像、ホームページ)、容易ではないと考える。

この2件だけで判断するのは危険だが、おそらくは、朝日の主張どおりだと都合の悪い人たちが、勝手に騒いでいるだけなのだろう(騒ぐのも批判するのも自由。ただ、どちらが妥当か、根拠があるかが大事)。