清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

太田さんと ニートに対する 侮蔑だよ

読売新聞10月24日夕刊(東京本社。仙台では25日朝刊2頁)『よみうり寸評』(http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column2/news/20081024-OYT1T00407.htm
はひどい内容だった。

内容は、北京オリンピックのフェンシングで銀メダルを取った、太田雄貴選手の森永製菓入社を祝うもの。

もちろん、テーマはよい。しかし、細かい内容がダメだ。すなわち、「「ニート剣士」などともいわれた太田選手だが、もうそんな異名は返上だ。」のくだり。

というのは、第1に、「太田選手は今春、同志社大学を卒業したが、五輪を目指して就職はしなかった」からである。太田さんの決断を揶揄するように読める内容ではダメだ(普通に就職活動をするほうが合理的だとは思うが、競技の注目度、ならびに、練習との兼ね合いからやむを得なかったのだろう)。

第2に、いろいろいるニートに対する侮蔑と取れるからである。病気で働けない人が読んだらどう感じるのか?模索している人が読んだらどう感じるのか?この程度の想像力が欠如しているコラム執筆者は、人間失格である。

単に「就職おめでとう」と書けばそれだけだったのに、要らぬ表現を使ったばっかりに人間失格となってしまった。執筆者は、退職の上、一生を反省に費やしてほしいものだ。