清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

田母神本 推薦文を 検討す

ワック出版から、あの前航空幕僚長である田母神(たもがみ)俊雄さんの『自らの身は顧みず』という本が出たようで、読売新聞2008年12月23日朝刊4頁(仙台では)に広告が載っている。

田母神さんの本は読んでいないのでコメントは差し控えるが、推薦文は読んだので、検討してみたい。

1.中西輝政さん

東京裁判史観を支える論者には、常に国際的視野が欠けている」とは、どういう意味なのだろう。いろいろな史観があり、どれが正しいか(妥当か)という問題だろう。もっとも、「重要なのは、「日本だけが侵略国家ではなかった」」ことは否定しないが。

2.日下公人さん

「今回の更迭による士気の低下を、マイナス三〇%とすれば、自衛隊の損害は三十七兆五千億円にあたる」そうだが、 峭硬海砲茲觧竜い猟祺次廚呂△襪里、◆屮泪ぅ淵校綾宗鵝廚呂匹海ら出てくるのか、「自衛隊の損害は三十七兆五千億円にあたる」のは本当か、以上3点の疑問がある。

3.小林よしのりさん

自衛隊思想統制を絶対許してはならない!」?NHKの「クローズアップ現代」でみたが、「思想統制」しているのは、むしろ田母神さんではないのか?なぜ教育基本法(平成18年改正前)の講義が必要なんだ(自衛隊の職務に関係するとは思えないが)?憲法の問題点より、憲法の内容をきちんと教えるべきではないのか(なお、「クローズアップ現代」によると、教育基本法憲法の問題点を扱う講座は、田母神さんが創設したとのこと)?

なお、小野田寛郎さんの推薦文については、特にコメントはない。

以上3人の推薦文の根拠はどこにあるのだろう。田母神さんの本でもとりあえず立ち読みしてみるか。