清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

新しい 指導要領 検討す

2013年度から実施予定の、新しい高等学校の学習指導要領が、12月22日に発表された、それが、読売新聞2008年12月23日朝刊で特集されているので、それを見ながら思ったところを書いてみたい。

1.まず英語。(1)英単語数が1,300から1,800に増えたって?1992年から大学受験勉強をした私にとっては、意外と少ないな、と思った。『英単語ターゲット1,900』(旺文社の英単語集)を使って私は勉強したものだ(もっとも、中学校と高等学校合わせて3,000語になるという)。(2)英語で授業するって?あまり意味があるとは思えないが。(3)今大事なのは、英語の文章が読めることが第1、聞けることが第2である。文法を学んだ上の多読と、CDなどを用いた多聴だろう。あと、話す、書くは真似でいいかもしれない。

2.社会。高等学校の段階での日本史必修は見送られた。中学校での日本史重視(らしい)からすれば、世界史必修がよくないとは思わない。受験の観点からすれば、敬遠されるのが世界史であることからすると(私の経験でも、世界史クラスが一番少ない)、世界史必修も悪くない(私は日本史を選択)。大学での学習の観点からすると、世界史は大事なので、この点からも必修で悪くない。むしろ、日本史と世界史を統合して、3年間で、地理、歴史、倫理・政治経済(法学部や法科大学院進学を考えている人にとっては一番大事)を一通り学ばせることはできないものか(私は地理を学んでいない。当時は現代社会が必修だったので、現代社会と、日本史と、倫理・政治経済を履修)。

3.芸術。音楽で和楽器が重視されるとか。これは難しい。どう教えるか。どれを優先させるか(ギター演奏、リコーダー演奏、合唱、作曲、鑑賞(これらは、高等学校で音楽を取った私が学習した内容である)との兼ね合いをどうするか)。

4.保健体育。「卒業後、少なくとも1つのスポーツを継続する。」というスローガンがあるそうだ。しかし、卒業後にできるのは、せいぜい散歩、自転車こぎ、ジョギング、水泳(それに加えて、付き合いのゴルフ、テニス、スキー、団体では野球、サッカー、バレーボールが考えられるか)、やらなければいけないのは、ストレッチと筋力トレーニングだろう。ここであげた競技が中心になるのだろうか。その他に、コンディショニングを重視して教えるべきだろう(ストレス発散には有酸素運動。疲れにくい体のためにストレッチと筋力トレーニング。それに加えて栄養学と薬物(アルコール、たばこ、大麻覚せい剤、その他)の知識)。