清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

意外とね スンナリ決まった A級は

昨日は、第67期名人戦・A級順位戦最終局。NHK-BS2で観戦した。

結果は日本将棋連盟のA級順位戦の星取表(http://www.shogi.or.jp/kisen/junni/2008/67a/index.html
で確認していただいて、郷田真隆九段が名人戦挑戦権獲得、鈴木大介八段と、深浦康市王位が降級となった。挑戦もすんなり、直接対決の鈴木八段はさておき、(失礼かつ残念だが)自力残留の目がない深浦王位もすんなり決まってしまった(実際は、三浦八段の敗戦の後で、勝てば残留だったが)。

素人ながら戦評をすると、谷川九段―鈴木八段(以下、左勝ち)な映る前に終わって見ていないので略。佐藤棋王―藤井九段は矢倉で興味があったが、最終的に絡まなかったので略。森内九段―三浦八段は、最後まで難しかった模様。郷田九段―木村八段は、結果的に郷田九段の相掛かり浮き飛車腰掛銀。現在のトッププロが指さない形。木村八段勝ちと思ったが、予想が外れた。丸山九段―深浦王位は、丸山九段の4手目○5四歩が棋士になって2局目という珍しい指し方で、ゴキゲン中飛車になった。馬2つ(深浦王位)vs龍2つ(丸山九段)の戦いとなったが、龍2つが最終的に勝った。

郷田九段の名人戦での活躍、ならびに、鈴木八段と深浦王位の捲土重来を期待します。

ところで、降級2人と入れ替わるのがB級1組順位戦の昇級者(星取表はこちら。http://www.shogi.or.jp/kisen/junni/2008/67b1/index.html
。既に井上慶太八段が決まっているが、高橋道雄九段が自力。もしこの2人が昇級となると、(故)佐瀬勇次九段門下3人(丸山九段、木村八段、高橋九段)、若松政和七段門下2人(谷川九段、井上八段)、西村一義九段門下2人(藤井九段、三浦八段)となり、日程が限られる(直接対決は中盤に置かれるから)。このような珍しい星取表になるか。それとも、関西の振り飛車党(杉本昌隆七段、久保利明八段)が昇級するのか、東北(青森県)出身の行方尚史(なめかたひさし)八段が昇級するのか。これも目が離せない。