清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

リアルでも 録画でも負けた 久保八段

昨日は、久保利明八段にとっては、厄日だったようだ。

まずは、NHK杯将棋トーナメント準決勝。後述するように、棋王戦5番勝負の対局中だから、録画だが、一般の方には、昨日テレビ放映されたので、昨日の対局としてよい。内容は、久保八段の、いわゆるゴキゲン中飛車(角道を開けた中飛車)だったが、相手の羽生善治名人は、超急戦を見せつつ(7手目▲5八金右)、居飛車穴熊にもぐりこむ。羽生名人の攻めが強引かと思ったが、堅さがあるので、有利に。久保八段は、端攻めを見せつつ香車を打ったのだが、それで玉が狭くなり、羽生名人の攻めがさらに強さを増し、久保八段の完敗だった。結局、今期のNHK杯で残っているのは、阿部隆八段が言う(何日かは忘れたが、NHK-BS2の「囲碁将棋ジャーナル」で言っていた)「ビッグ3」、すなわち、羽生名人、佐藤康光NHK杯森内俊之九段である。棋士の皆さんは一生懸命やっているのだろうが、これならばやらなくても、というメンバーになってしまった(誤解してほしくないが、「ビッグ3」の将棋はどの方も素敵です。他の棋士よ奮起せよ!ということ)。

それと同時並行して進んだのが、第34期棋王戦5番勝負第3局。毎年恒例(私の記憶が確かならば)の新潟対局。今年はイタリア軒ではないようだ(新潟グランドホテル)。それにしても、仙台には毎年来ないのに、何で新潟は毎年恒例なんだろう。

それはさておき、こちらも、久保八段の、いわゆるゴキゲン中飛車。途中、佐藤康光棋王(もちろん、NHK杯の人と同一)の銀と、と金が重くて、久保八段優勢かと思ったが、難しい将棋(素人の私にわかるわけないじゃないですか)。最後は佐藤棋王に幸いした。

それぞれ別の日にやった対局だが、1日2敗はつらいか(日本将棋連盟のサイトでは、NHK杯棋王戦も同じ日の対局とカウントするようだ。http://www.shogi.or.jp/kisen/week/kekka.html
)。アマチュアに人気にある振り飛車の使い手(もっとも、私が将棋を指す場合は、ほとんど振り尾車を用いない)、久保八段の巻き返しに期待したい。

*なお、この記事をより理解するためには、日本将棋連盟のサイト(http://www.shogi.or.jp/)
から、NHK杯戦と、棋王戦をクリックしていただければ、と思います。