清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

こんなのが キャプテンならば だめだろな

日経ビジネス』2009年3月16日号に、日本サッカー協会キャプテン(会長?)、川淵三郎さんの、「終わらない話 自分の限界を問い直せ」(p174)を読んだ。

それによると、「「仕事がない」という声をよく聞く。(中略)自分がやりたくない仕事まで選択肢に入れて、必死になって探し回った結果、そういう結論になったのかどうか。やりたいことだけをして生きていけるほど、世間は甘くない。思うとおりにならないからといって、社会に責任を押し付けるのは根本的に間違っている」とのことだが、「根本的に間違っている」。

なぜなら、日本では、職業選択の自由があるし(憲法第22条第1項)、「その意に反する苦役」につく必要もない(憲法第18条)からである。だから、「自分がやりたくない仕事」をする必要はない(もっとも、仕事をしないとお金がなければ、大概妥協はするが)。この程度のことも知らずに、日本のサッカーのトップなの?日本を代表する人の発言ではないな。それより、サッカー選手の甘やかしをやめろよ。すなわち、未だにJリーグは、外国人枠3+AFC枠1しか外国人を認めていないが、まもなく採用されるであろう国際基準、すなわち、先発の過半数だけ日本人であることを保証するようにしろよ。下々のささやかな希望をこき下ろし、自分の関係者を甘やかすなよ。

もちろん、本題はそんなことではなく、「ベストを尽くしていると云う人も、それが本当に自分の限界なのかを、問い直す必要」は、一般論としては、あろう。また、「努力して自分を高め続けることは、決して無駄にはならない」かはさておき、「努力して自分を高め続ける」という意識で行動したほうがよいのは言うまでもない。