マイコミジャーナル「日本人の有給消化日数、2年連続で最低の結果 - エクスペディア調査」(http://journal.mycom.co.jp/news/2009/04/21/044/)
によると、 崙鐱椰佑陵給休暇の平均支給日数は約15日で、米国に次いで2番目に少ない日数」、◆嵎振兌萋斉鋻瑤鰐8日で、2008年(実施7カ国)に引き続き調査国中で最低の結果に」、「日本を除く10カ国では、支給された有給休暇をすべて使い切った人が50%以上に上った。反対に日本はわずか8%」とのこと。
たしかに有給休暇支給、取得、使用、いずれも問題のある数字である。
ただ、日本は、ゴールデンウィークなど、祝日は多いように思うが、それを考慮しても休んでいないということなのだろうか(最新のデータは調べていないが、日本の労働時間は世界屈指の長さだとか。サービス残業を考慮するととてつもなく長い可能性があるようだ)。
人のことは言えないが、有給休暇を使うのは、日本の場合、労働者の責務だろう(後に続く人のためにも)。また、時間外手当の増額(労働基準法第37条第1項によると、2割5分以上だが、5割以上にすべきである)も、労働時間の長さを考慮すれば、必須だろう。
時間はある程度使うほうがいい。しかし、あまりにも使うと、生産性が落ちることがあることは理解すべきだろう(小倉一哉『エンドレス・ワーカーズ』(日本経済新聞出版社)参照)