読売新聞2009年4月22日朝刊36面(仙台では)によると、「裁判員制反対2000人集会」があったという。
また、同2009年4月23日朝刊4面(仙台では)によると、「裁判員制度凍結目指す」とのこと。
ところで、藤井誠二『厳罰化は悪いことなのか 罪と罰をめぐる対話』(双風舎)によると、「被害者遺族の人びとは、原則的には裁判員制度に賛成です」(p141)とのこと。
となると、反対派は、被害者のことはないがしろにしているということになるかもしれない。
もっとも、私も統計を取っていないし、被害者の方もいろいろな考えの人がいるだろうからなぁ。しかし、裁判員制度反対を唱えるということは、被害者をないがしろにしているかもしれないということだけは、頭に入れておいたほうがいいと思う。