清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

「「今どき」な スポーツ学科」を 検討す

普段悪口を書いておいてナンだが、読売新聞2009年4月25日土曜日朝刊33面「気になる! 「今どき」なスポーツ学科」」が興味深い内容だったので、以下検討する。

「スポーツ系の学科を設置する大学が増えている。2000年度から統計を取っている大阪体育大学の永吉宏英学長(62)によると、00年度はわずか7大学だったのに、08年度には63大学に急増した」そうだ。

「体育系学科は従来、主に保健体育の教員を養成する機関と考えられてきた。しかし、最近のスポーツ系学科のジャンルは幅広く、学科名を見ても、生涯スポーツ学科(東海大など)、スポーツマネジメント学科(順天堂大など)などと多彩」なのだそうだ。以上が導入。

「こうした傾向について、永吉学長は「スポーツをめぐる社会の変化がある」と指摘する。高齢化社会の進展で、スポーツが健康づくりのために積極的に活用されるようになってきたこと。サッカーやバスケットボールなどで地域密着型のリーグが生まれ、運営組織を支える人材が必要とされてきたこと。」→Jリーグbjリーグ(JBLはそうでないチームもあるから、不正解?)のための人材はたしかに必要だとは思うが、私個人の直感としては、「高齢化社会の進展で、スポーツが健康づくりのために積極的に活用されるようになってきたこと」の方が原因としては大きいように思え、かつ、人材として必要だと思う(もちろん、プロスポーツ好きの私は、プロスポーツへの人材供給が不要だと言うつもりはない)。もちろん、未来の高齢者たる読者の皆様も、大学に行かないまでも、コンディショニングの基礎知識ぐらいは身につけた方がいいと思う(食事、睡眠、気分転換、そして適度の運動(有酸素運動、柔軟体操、筋力トレーニングの組み合わせは最低限))。

「学生側に目を転じれば、「就職に有利」になることもあるという。体育会などの学生の就職支援を約15年行っているガーディアンシップの北博典社長(45)は、「スポーツをやりぬいた学生は、仕事でも頑張れるだろうと期待されている。また、スポーツを通じて人と触れ合いコミュニケーション能力を高めている。不況下でも就職に強い」と分析している。」→この通りであればいいのですがね。今までの体育会系の就職有利説の一つに、体育会系の人は言うことを何でも聞くというのがある。現在もそう思っている人がいたら、そのような人材を採るのが得かは考えた方がよい。ある程度の批判精神がなければ、物事がよい方向に進まないと思うからである。実際は、スポーツの上達には、根性も必要だが、合理的に考えることが必要なので、それを身につけているならば、優秀な人材だろうが。