清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

WiLLという 雑誌の見出し 大丈夫?

読売新聞2009年4月27日朝刊(仙台では)に、ワック出版の月刊誌「WiLL」の広告が載っている。なかなか面白いので、検討したい(なお、読んでませんので、内容は保証しません)。

まず、渡部昇一さんの「NHK台湾歪曲番組への公開質問状」。どういう事情だか知らないが、英語学の教授さんが公開質問をする意味がよくわからない(別にいいけど)。

次は、現在注目の、田母神俊雄・前航空幕僚長の「北朝鮮には核で対抗せよ 事なかれ主義に走る政治家と役人。北が「日本の頭越し」にミサイルを打った意味を重く考えよ」。お互い、批判するのは簡単だけど、「事なかれ主義に走」っているようでも、それなりの苦労はしているんじゃないの?あと、核を持ったら、日米同盟はどうなる?世界中を敵に回すんじゃないの?核を持ったら拉致被害者の方はどうなの?殺しちゃってもいいの(朝鮮民主主義人民共和国核兵器を打つということは、拉致被害者が死ぬリスクがあることぐらい、容易に想定できよう)?なお、「北が「日本の頭越し」にミサイルを打った意味」は、おそらくアメリカを意識しているんだろうな(日本攻撃の意図より、アメリカとの交渉を重視している、という意味)。

3番目は、深澤成壽さんの「石破茂元防衛相の自衛官差別 「自衛官が兇徒と化す」妄想にとり憑かれたドン・キホーテ。石破氏の『文藝春秋』論文を徹底批判」。石破さんの論文は読んでいないのでわからないが、「自衛官差別」ではなく、容易に想定できる出来事だろう(暴力装置であることに問題はあるまい)。自衛隊が暴走しないようにする問題意識は、政治家としたら当然だろう。官僚や政治家は暴力を振るわないし、政治家の暴走は選挙で止めればよい(官僚は懲戒しかないのか?)。

最後は、金美齢さんの「反貧困に異議あり!」このオバちゃんは、現状を認識しようとせず、昔の大人や若者(つまり、自分ら)が正しく、今の若者が甘ったれているとしか言わない人だから、たぶん読むに値しないだろうな。