清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

一般人 扱う時こそ 批判せよ

SMAPのメンバーの1人が公然わいせつ罪で逮捕された事件の報道に批判や疑問を投げかける声が多数読売新聞に寄せられているという(読売新聞2009年5月10日朝刊27面「放送塔から」)。

まず、群馬県の主婦さんいわく、「(前略)殺人犯なみにテレビに映し出す扱い方に不信と疑問を感じた」。しかし、そもそも無罪の推定がある(市民的及び政治的権利に関する国際規約第10条第2項(a)、世界人権宣言第11条第1項参照)「殺人犯」(被疑者・容疑者・被告(人))だって興味本位のテレビで映してはならないし、逆に、タレントなのだから映し出されても仕方ないといえよう(記憶で申し訳ないが、法理論に、芸能人だからプライバシーがなくても仕方がないという内容のものがある)。

岩手県の会社員(女性)さんいわく、「(別のメンバー)の事件について事実と異なることを平然と語るコメンテーターもいた」とのことだが、その時は現場にいたのだろうか?報道だけ見て言ったということはないのか?

かわいそうと思うことは結構だが、芸能人なのだから仕方ないともいえる。むしろ、報道されるのを希望していないのに(一般論として)、無罪の推定があるのに、犯罪者視されたり身辺を報道されたりする一般人にもっと同情を寄せるべきである。

もしかして、というほどのことでもないが、群馬県の主婦さんも、岩手県の会社員(女性)さんも、ファンだから冷静な判断が出来なかったのだろう。反省すべきである。