清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

ニッポンの 男バス界って 不思議だな

第1回東アジア選手権が終わったが、これは他のブログなどで見ることとして、国内バスケについて書く。

1.6月15日に、bjリーグ日本プロバスケットボールリーグ)のドラフトが開催されたが、その前のエクスパンションドラフトで、琉球ゴールデンキングスの澤岻直人(たくしなおと)選手が、京都ハンナリーズに指名されたという(あと1人は、東京アパッチの岩佐潤選手で、司令塔が出来そうな選手が指名されたということだろう)。

澤岻直人選手といえば、2年連続で、ベスト5に選ばれるなど、bjリーグを代表する日本人選手のはずで、それもチームの司令塔である。その選手が在籍チームから抜けるというのがちょっと信じられない。真っ先にプロテクトすべき選手のはずだが、サラリーキャップなどの問題があったのだろうか(昨年、GAORAの中継を見たときに、島本和彦さんが、澤岻選手と同僚だったジェフ・ニュートン選手が大阪エヴェッサから琉球ゴールデンキングスに移籍した理由を「サラリーキャップ」としたのを思い出す)。

ドラフト指名選手を概観すると、瀬戸山京介選手(全体で1番目で京都ハンナリーズに指名された元アイシンシーホース選手)など、JBL(日本バスケットボールリーグ)で見たことのある名前がいる反面、大学生が少ないように感じた。

bjリーグの場合は、外国人の登録人数無制限なので、外国人の力量が成績に反映されやすい気がするが、とりあえず、ドラフト指名選手、その他の選手のbjリーグ挑戦を歓迎します。

なお、仙台89ERSは、指名なし。フリーエージェント権行使の日下光選手は残留。可能ならば、日本人7名、外国人5人、計12人(12人をを重視)体制を敷いて欲しい。

2.ここからはJBL。以前当ブログで取り上げた、前日立サンロッカーズ五十嵐圭選手が、トヨタ自動車アルバルクへの入団が決まった。

五十嵐選手はプロ選手なので、プロ契約に消極的と思われる(推定。しかし、レラカムイ北海道折茂武彦選手がトヨタ自動車から移籍したのは、プロ選手でないのが理由であると「月刊バスケットボール」で見たことがある。また、ジャンルは違うが、ラグビーでは、プロ契約を認めていない(推定)トヨタ自動車から移籍した選手の話を聞いたことがある)トヨタ自動車に入るとは思わなかった。観戦した東京アパッチドラフト外で入る方がまだ有力だと思った(ましてや、10月からbjリーグのチーム、選手に協会登録の道が開けるという噂がある)。ところで、五十嵐さんの契約はプロ契約なのだろうか(また、トヨタ自動車バスケットボール部はプロ契約を認めるようになったのだろうか)。それはさておき、前所属の日立サンロッカーズに加えて、トヨタ自動車も人気が出ることは確実だろう。五十嵐さんの今後の活躍を期待します。

それにしても、日立製作所が、五十嵐圭選手と、竹内譲次選手(追記 2009年6月20日記 NBA挑戦のため渡米とのこと(読売新聞2009年6月20日朝刊24面(仙台では))。リンク栃木ブレックスは残留のまま挑戦できるが、日立は出来ないようだ。どちらがいいかわからないが、リンク栃木は選手に人気が出る?)をフリーエージェント同然にするのは解せない。客の呼べる看板選手じゃないか。本社が苦しいので、プロ契約選手との契約を解約したのでなければいいが。

(追記 2009年6月19日記)
女子バスケットボール、Wリーグの矢野良子選手は、いつの間にかトヨタ自動車アンテロープスに移籍していた。矢野さんもプロ選手のはず。もしかしたら、現在のトヨタ自動車は、プロ契約を認めているのかもしれない。

3.ついでにもう一言。

bjリーグに、来期から秋田が参戦することになったなど、経営側としてはbjリーグの方に魅力を感じているようだし、ブースターも熱い。しかし、選手の側からすると、あまりbjリーグに魅力を感じていないように感じる。条件の問題があるので仕方ないが、華やかなコートと熱いブースターの前でやりたいとは思わないのだろうか。

参照サイト
プロバスケットボール bjリーグ公式ブログ」(http://bjleague.livedoor.biz/
*とりわけ、「トライアウト&ドラフト会議」をクリック

トヨタ自動車バスケットボール部 アルバルク公式Webサイト」(http://www.toyota.co.jp/company/event/sportsnews/alvark/