昨日、東京将棋会館で、第22期竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局が行われ、2組優勝の森内俊之九段が、1組優勝の深浦康市王位を97手で破り、挑戦権を獲得した(読売新聞2009年9月12日朝刊35面(仙台では)に棋譜があります。このエントリーでも参照しております)。
森内九段としては、渡辺明竜王の産みの親だから(当時六段の渡辺さん(現在では竜王挑戦者は七段になるが、当時は未整備だった)に七番勝負で負けた)、リベンジといきたいところだろう。
それはそれとして、またも1組優勝者の挑戦はならなかった。
もちろん、たまたまに決まっている。しかし、22回やって、ランキング1組優勝者の挑戦がないとは。
それだけ、勢いのある棋士が竜王戦の本戦トーナメントに出ているということなのだが、来期こそは1組優勝者の挑戦を期待したい。
でも、そうなったら、何期か連続して1組優勝者の挑戦が続きそうで、それも怖い(実質的可能性ゼロだが、アマチュアは挑戦できない、ということ。アマ竜王戦などで好成績だと、6組に参加でき、挑戦の可能性はあるが)。
*なお、「(2008年も)1組の 優勝者また ダメだった」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/44030735.html)
もご参照ください。