日本の男子バスケットボールのトップ(を目指す)リーグ、すなわち、日本バスケットボールリーグ(以下、JBL)と、日本プロバスケットボールリーグ(以下、bjリーグ)の2009-10シーズンが、10月3日土曜日に各地で開幕した。どの試合も観戦していないが、スコア等を見た感想をテキトーに書いてみたい。
1.JBL編
見事に明暗が分かれた。東芝ブレイブサンダース、アイシンシーホース、リンク栃木ブレックス、パナソニックトライアンズが2連勝、日立サンロッカーズ、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ、トヨタ自動車アルバルク、レラカムイ北海道が2連敗。
個人的に意外だったのは、トヨタ自動車アルバルクの2連敗スタート。アシスト王(06-07)(「JBL2009-2010シーズンオフィシャルガイドブック」(日本文化出版株式会社)参照)、フリースロー王(08-09)の経験のあるポイントガード、ルイス・キャンベル選手を解雇して、五十嵐圭選手を入れたが、これにより高さの面でハンディがない(フロントコート(フォワードかセンター)に常時外国人選手が入れる)と素人ながら思っていたが、田臥勇太選手が出ていないリンク栃木に連敗するとは。リンク栃木は戦力が充実しているようだ。
なお、bjリーガー(中川和之、堀田剛司 蒲谷正之各選手)を3人も入れた三菱電機も2連敗だが、出場時間は思ったよりあったようだ。
以上、JBLの情報は、http://www.jbl.or.jp
(上記URLから、SCHEDULE/RESALTをクリック。そこからBOX SCOREをクリック)を参照しました。
2.bjリーグ編
(1)新規参入の京都ハンナリーズは滋賀レイクスターズと対戦。1戦目は破れたが、2戦目に初勝利。おめでとうございます。
「Basketball MAGAZINE CLINIC 」2009年11月号(ベースボールマガジン社)を立ち読みしたが、京都は元NBAプレイヤーがいて、澤岻(たくし)直人選手がいて、などと、楽しみが多いチームである。デービッド・ベンワー ヘッドコーチ流のディフェンス重視のチームになるのだろうか?
(2)仙台在住なのに開幕シリーズに行っていないので書くことに気がひけるが、仙台89ERSは、高松ファイブアローズに2連勝。仙台在住なので、とりあえずはよかった。
それにしても、相手の高松は外国人ゼロ。以前から日本人選手の能力がbjの中でも高いチームと感じてはいたが(岡田優選手と竹田智史選手が特に。加えてFAで庄司和広選手が加入)、高さがない(2メートルの選手がいない)のでは苦しい。
お金がないのはわかるが、理想をいえば、背の高い外国人2人は欲しい。そうでないと、高さのミスマッチを突かれ、下位に低迷し、お客さんも来ず、存続自体が危なくなるのではないか?
カール・ジョン・ニューマンヘッドコーチは、NBAのヘッドコーチの資格を持つ、bjではおそらく一番ランクが高い(優勝経験はないが)ヘッドコーチである。ニューマンさんの力で、どれくらい力がつくのだろうか?
以上、bjリーグの情報は、http://www.bj-league.com
を参照しました。