清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

自由主義 史観山川に 勝てないか

ワック出版のWiLL12月号がでた(読売新聞2009年10月26日朝刊8面(仙台では)に広告が載っています)。懲りずに(?)見出しの検討を。

いろいろあるが、藤岡信勝朝日新聞vsつくる会十二年戦争 またもへんてこな社説。紙面を使って「つくる会潰し運動」を展開してきた朝日新聞の行状」が特に目に付いた。

朝日新聞がどんな社説を書いたかは本エントリーでは突っ込まないが、「朝日新聞vsつくる会」は少々力みすぎではないか。以下に理由(明示しないが、なっているはず)を記す。

読売新聞2009年10月24日朝刊17面(仙台では)「仕事に役立つ「高校教科書」」によると、「歴史の教科書を手がける山川出版社(以下、山川と表記。清高補足)は、「もういちど読む山川日本史」「もういちど読む山川世界史」(各税別1500円)を今年発売し」、「これまでに各3万部発行された」という。

自由主義史観陣営も一般向けの歴史教科書を出したと記憶するが(題名は失念。申し訳ない)、どれくらい売れているのだろう。山川のより売れているのか?

売れていれば結構だが、山川が通史の本を出せば、自由主義史観の歴史本は影響力はおそらく低くなるだろう。

受験の世界が特にそうだが、歴史教科書といえば、誰が何と言おうと山川なのだ(なぜそうなのかはわからないが)。

自由主義史観の本がより影響力を持つには、山川に負けないぐらいの精緻な研究が必要だろう(無理?)。

おそらく現実は山川の方が影響が大きいのだから、最初のほうに戻ると、朝日新聞が社説でつくる会の教科書を批判する理由がよくわからない。

今求められるのは、打倒山川たる歴史教科書といえようか(実績があるから容易ではないだろうけど)。