清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

野村家は それぞれの道 歩んでる

東北楽天ゴールデンイーグルス野村克也監督は、契約満了に伴い、名誉監督に就任。野村監督、お疲れ様でした。また、今シーズンの楽天の躍進、ありがとうございました。

監督の息子、野村克則さんは、楽天の一軍バッテリーコーチを辞め、読売巨人軍の二軍バッテリーコーチになった(読売新聞2009年10月29日朝刊24面(仙台では)参照)。

誤解している人もあろうが、私は、親は関係ない人事だと思っている。

そもそも、野村克則さんは、2004年に巨人に入団したが、将来のコーチ候補生の一面があったと聞いている。

ところが、現役に未練があった克則さん、2005年の楽天創設時に巨人から移籍。右も左もわからないであろう、監督一年生の田尾安志監督(実は、山崎武司内野手高須洋介内野手は田尾さんが監督だったから復活した面があった(打撃のコーチングは良かった))は、実績を重視するのは普通だから、正捕手、準レギュラー経験のない克則さんが使われることはほとんどなかった。

そこに2006年からお父さんの克也さんが監督に。出場機会が増えた。世間では親バカだと思われているが、実際はそうではなく、監督が捕手としての力を買ったということである(現東京ヤクルトスワローズ一場靖弘投手のキャリアハイは2006年の7勝のはず。その一場さんとバッテリーを主に組んだのが克則さん。印象で恐縮だが、克則さんは肩は弱かったが、不思議と失点しないし、藤井彰人捕手がスタメンの時より勝っていた気がする。監督も肩はあまり重視していないようだった。ただ、怪我もありその年引退。バッテリーコーチに)。

このようなプロセスがあるので誤解されがちだが、そもそもは巨人が克則さんを見込んだのである。楽天経由でなければ親のことは言われなかっただろうが、現役に未練があるのは野球選手として特におかしくはないので仕方ない。克則さんのコーチとしての飛躍を祈りたい。

監督の妻の沙知代さんは、『新・冠婚葬祭入門』(祥伝社新書)を出した。

読売新聞2009年10月28日朝刊3面(仙台では)の広告には、「後ろ指を指されないための、現代人のルールとマナーを歯に衣着せぬご意見番が、ズバリ指南!」とある。

しかし、「後ろ指を指され」るのは、沙知代さんだろう。脱税して、執行猶予になったとはいえ、有罪になったのは誰だったかなぁ。厚顔無恥である。

とまぁ、野村家はそれぞれの人生を歩んでいるが、私は沙知代さんの本は、内容を問わず絶版にしたほうがいいと思っている。

*なお、本エントリーは、報道で接した印象論で書いております。また、法人は敬称略です。