YOMIURI ONLINE「小中高の暴力、過去最悪の6万件」(2009年12月1日(取得日同じ) http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20091201-OYT8T00220.htm)
によると、「児童生徒による暴力行為は、前年度から約13%、7000件増の5万9618件と過去最多を更新」したという。
しかし、この結果は疑わしい。
第1に、「06年度からは、公立に加え、国・私立も調査」(上記YOMIURI ONLINE)しているからである。学校数は調べていないが、小学校と高校は母集団が違うで説明できそうである。
第2に、子供の数はどうか。もっとも、現在の方がたぶん少ないだろうから、多少深刻な事態ではある。
第3に、上記YOMIURI ONLINEの「児童・生徒の暴力行為件数の推移」は、1997度からしか書かれていない。いつから調査したのだろう。戦後から調査したとすれば、もっと多かった年もあっただろうに。