読売新聞2009年12月18日朝刊13版35面(仙台では)の見出しだけ御覧いただこう。
「高校柔道練習で意識不明 埼玉県に賠償命令 東京高裁 1億700万円」
「柔道技かけ部員重傷男性教諭再び不起訴 横浜地検」
どちらも、柔道部の活動中に大怪我させた事例だ。
このほかにも、福島県須賀川市で中学校の柔道部に所属していた女性が大怪我をしたり(ウィキペディア「須賀川市第一中学柔道部暴行傷害事件」(http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E9%A0%88%E8%B3%80%E5%B7%9D%E5%B8%82%E7%AC%AC%E4%B8%80%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%9F%94%E9%81%93%E9%83%A8%E6%9A%B4%E8%A1%8C%E5%82%B7%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6&oldid=28716796)
参照)、知人で、高校から柔道部に入った人が練習中に死亡したというのも聞いている。
実際の数や比率はわからないが、これだけ命や生活にかかわる怪我が多いということは、柔道は危険な格闘技だということなのだろうか?
私は高校時代に柔道を授業でやったが、柔道部の人に投げられた時はそんなにダメージはなかった。一方、柔道に熱心な、柔道部に所属していない生徒に投げられた時はものすごく痛かったことを覚えている。私の乏しい経験の限りでは、柔道部の活動が、多くの報道のごとく危険だということが信じられない。