清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

動物の 愛護はホント 難しい

最近私は、映画「犬と猫と人間と」(「人間を 考えさせる 映画だよ 」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/49993659.html
参照)を観、また、NHK総合で1月9日に放映された「追跡A to Z」(ペットの特集だった)も観た。どちらも、ペットのあり方を問う内容で、深刻なものだった。両作品を観て思ったことを、思いつくままに書いてみたい。

1.まず、動物愛護というのは本当に難しいな、と思った。動物愛護の精神は妥当でも、その一方で、人間は動物を食べなければ、健康になるのは難しい。究極の動物愛護としてベジタリアンという生き方はあるが(あるいは、マハトマ・ガンジーみたいに、鶏卵と乳は摂る、といったことも考えられる。何かの本で読んだ)、肉も魚も好きな私には実現不可能。食べられる動物には申し訳ないが、割り切るしかない。

2.(1)「追跡A to Z」で参考になったのは、現在の仔犬ブームのせいで問題行動が起こるということ。犬が社会性を身につけるには、一定の期間親犬と一緒に暮らさなければいけないとのこと(ドイツでは、生後8週未満の引き離し禁止が法律で決められているとか)。

(2)聞いた話だが、ペットが小さいうちはかわいがるが、大きくなると世話をしない人がいるとか。また、仔犬や子猫だけのカレンダーもあるとか。人々が仔犬や子猫を求めるのは罪深いことだと感じた。

3.ペットの売り買いというのも罪深いかも。

(1)世の中には24時間営業のペットショップがあるとか。動物に聞いたわけではないが、結構ストレスが多そうである。

(2)インターネットでペットを取引する人もいるという。それだけならいいのだが、虐待したり、飼育放棄する人がいるとか(これらはネットが悪いわけではないが)。

(3)一方、イギリス(「犬と猫と人間と」)、ならびにドイツ(「追跡A to Z」)においては、犬猫はペットショップで買えないとか。犬猫は長生きの可能性もあるので、日本でもペットショップで買えないようにすべきだと感じたが、営業の自由が憲法第22条第1項で保障されているなどの理由で(最大判昭和47年11月12日最高裁判所刑事判例集26巻9号586頁)、法律による規制は無理だろう。ペットショップの自主規制を期待したい。

(4)ところで、イギリスでは、野良猫がいないという。繁殖計画がうまくいっているのだろうが(繁殖を希望しない(また、責任が持てない)方はぜひ去勢・避妊手術を。人間の都合という側面もあるが、殺処分の悲劇を防ぐためには、やむを得ない)、猫を育てるスペースはあるのだろうか?