昨日は、「BSフジpresents bjリーグ2009-2010シーズンオールスターゲームin仙台・宮城」が、利府町の「セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)」で行われた。諸般の事情により、BSフジで観た(「観に行けよ!」の批判は甘受)。その感想を述べてみたい。
観客数は、6,091名。仙台市体育館(『bjリーグオフィシャルガイドブック2005-2006』p16によると、収容人数は5,733人)でやるより入ったので、よかった。ただ、セキスイハイムスーパーアリーナで全国規模のスポーツイベントをやるのは、たしか今回が初めてのはず。有名ミュージシャンのライブ会場にはなっているが(でも、所詮は地域イベントの側面がある)、全国規模のスポーツイベントが少なすぎる。何のために作ったのかという疑問は批判は免れない。
3ポイントコンテスト、ダンクコンテスト、仙台89ERSの選手の活躍が目立った。3ポイントの優勝者は、仙台の高橋憲一選手ではなく、高松ファイブアローズの岡田優選手。高橋さんの進境の著しさ、岡田さんのシュートタッチのよさ、と言ったところか。
ダンクコンテストは、仙台の橘佳宏が優勝。毎年ダンクコンテストを盛り上げているが、身体能力の高さも一役買っている。これを今後に生かせるか?
さて試合。選手入場から凝っていた。NBAのオールスターに似ている。これじゃ仙台市体育館では出来ないわな。
試合開始。先制点は仙台の日下光選手。目立ったのは(というより、仙台人だからこう見てしまう)、仙台のクリス・ホルム選手のスリーポイントシュート。スタッツで見たら、4の1。楽しめたが、あまり効果はなかったようだ。
前半部分を引っ張ったのは、大分ヒートデビルズのリッキー・ウッズ選手。ステップ、力強さが光った。
ハーフタイムは、青山テルマさんのライブ。bjリーグ公式ソング「KEEP ON」などを熱唱。NBAの中継(NHK-BS1)も見たから言うが、もう少しライブも取り上げてほしかったですね、BSフジさんには(だから機会があったら生で観ろよ)。
前後するが、ゲストもいた。永井大さんと石田剛規(たかき)さん。ともに「ブザービート」(フジテレビの月9)に出演。永井さんは、2006年FIBA世界選手権男子(TBS)にも出ていたはず(CMで見た)。なぜかなぁ?と思ったが、ミニバスから始め、中学までバスケットボールをやっていたとか。やっと納得。石田さんは、トヨタ自動車アルバルク(日本バスケットボールリーグ(JBL))のシューティングガードと紹介されたが、私の記憶ではフォワードだったはずだけど。トヨタ自動車にいた時は感じなかったが、結構いい男だった。
さて試合は後半。しばらくはWESTのリードが続き、MVPはウッズだと勝手に決めていたが、EAST最強の浜松・東三河フェニックスの、ウェンデル・ホワイト選手、ウィリアム・ナイト選手の活躍が目立ち、何度か逆転(1回だけだったら、日下光る選手がMVPでもおかしくなかったようだ)一転して、過去3回同様、EAST勝利かに見えた。
しかし、岡田優選手が3ポイントを決め、カウントワンスローまで決め、逆転。最後はナイト選手の(実況による)パスミスによるターンオーバーなどでEASTがほとんど攻撃できず、試合終了。105-102でWEST勝利。
だけど、MVPはライジング福岡のマイケル・パーカー選手。WEST最多得点で、さすがbjリーグ一の点取り屋。ただ、賞金が30万円は去年より少ないはず(昨年MVPのボビー・セントプルー(仙台)は100万円だったはず。セントプルーの出身地はハイチ。復興を心よりお祈りいたします)。不況の影響か。
とにかく大がかりなオールスターだった。来年以降の会場は大変ですよ、これは(まだ発表になっていないが、予想は大阪。希望は高松)。
参照サイト
bjリーグ公式サイト(http://www.bj-league.com/)
bjリーグ公式ブログ(http://bjleague.livedoor.biz/)