清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

宇都宮 勝つのはちょっと 問題か(タイトル敬称略)

YOMIURI ONLINE「主流派vs知名度日弁連会長選、初の再投票」(2010年2月6日01時25分 読売新聞。取得日2010年2月7日。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100206-OYT1T00145.htm
によると、「日本弁護士連合会(日弁連)の宮崎誠会長の任期満了に伴う次期会長選挙が5日行われた。/即日開票の結果、山本剛嗣(たけじ)氏(66)(東京弁護士会)の得票が宇都宮健児氏(63)(同)を上回ったが、山本氏が制した弁護士会は、全国52会のうち東京、大阪など9会にとどまったため、規定により当選者は決まらなかった。/3月10日に再投票が行われる見通し」だという。

読み進めると、「最大の争点となった法曹人口問題では、司法試験の年間合格者数を2010年頃までに3000人程度に増やすという政府の計画について、山本氏は『数年は現状の2100~2200人とすべきだ』とする現執行部の方針に沿った主張を展開。これに対し、宇都宮氏は『1500人以下』としていた」という。

あれぇ~、日本国中あまねくリーガルサービスをもたらすために、法曹増員は必須ではなかったっけ?山本さんにしろ、宇都宮さんにしろ、増員反対は今までの流れに逆らい、弁護士の存立を優先し、国民をないがしろにしている点で問題だという批判は可能だろう。特に、宇都宮説は数が少ないので問題である。

聞いたところによると、需要がそんなに増えているわけではないとか(調べていないが、企業内弁護士って、どれくらい?)。需要や隣接職種を考慮しない司法改革も問題だが、国民より自分たちの存立優先では、支持はされまい。

ただ、存立優先はある程度理解する。国民としては、弁護士として食えなければ廃業O.Kだが、終身雇用の神話があるとされる日本では、弁護士で失敗は、ほとんど人生の落伍者なのだから、深刻な話だとは思う。