清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

読売に 投書するのは バカなのか

読売新聞2010年4月4日朝刊12版10面(仙台では)の投書欄に、「3月の読者相談」と題したコーナーがある(以下、カギカッコ内は、断りのない限り、上記コーナーからの引用)。「辛口評価」してみると、結構バカがいるな、となろうか。以下、検討する。

子ども手当につき「『財源の裏づけのない参院選の人気取りだ』」はいいとして、「『われわれの貴重な税金で、在日外国人にも支給するのはけしからん』」というのは酷いのではないか?在日外国人だって、働いてりゃ所得税ぐらい払うよ(「OK World 在日外国人のための生活情報満載」の所得税のページ(2010年4月5日アクセス。http://worldinfo.okwave.jp/japanese/EokpControl?&tid=13104&event=FE0006
によると、「同じ外国人であっても、居住者と非居住者によって、課税範囲、税率などが違います。/(居住者とは、日本に住所があり、または現在まで引き続き1年以上、居所を有する個人のことです。)/居住者の場合、所得に応じて、一般の日本人と同様の税率がかかります」とのこと)。

一番ひどかったのは、「高校授業料無償化」について。「『教育のために努力しない家庭に援助するのは甘すぎる』『高校は義務教育ではない』」などという、どうしようもないコメントが「目立ちました」。しつこいが、経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約第13条第2項(b)に、「種々の形態の中等教育(カッコ内略)は、すべての適当な方法により、特に、無償教育の漸進的な導入により、一般的に利用可能であり、かつ、すべての者に対して機会が与えられるものとすること」(有斐閣『ポケット六法平成22年版』より)とあるので、「高校授業料無償化」への批判自体が失当である(批准していなくても、方向性は示されており、批准しないほうが問題)。「『教育のために努力しない家庭』」って言うけど、そりゃ実際に授業を受ける子どもと関係ないだろ!「『義務教育ではない』」のは承知するが、能力があれば、上の課程を受けさせるのはその人にとっていいことだし、国益にも沿うのではないか?反日的投書をして恥ずかしくないか?

私も投書をするが、こんなバカどもと一緒というのは少々恥ずかしい。投書もまともなのを、紹介するほうもまともなのを望みたい。