日本創新党が結成された。松下政経塾の人が目立っているのであまり期待していないが、インタビューを検討してみるか（なお、中田宏・前横浜市長、山田宏・杉並区長、ともに松下政経塾出身）。なお、以下においては、『時事ドットコム』「公務員3分の1削減＝『第三極』連携にも意欲－『創新党』山田、中田氏インタビュー」（2010/04/20-17:18 同日アクセス。http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010042000650）
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「国と地方の公務員数を10年間で3分の1削減することを盛り込む」のは慎重にしたほうがよい。何かの本で読んだが、日本の国家公務員は、決して多くない。減らすならば地方公務員だろう。更なる合併が必要だとも考える。
「消費税を福祉目的税として、税率を10％程度に引き上げる必要がある」→いつだか忘れたが、『週刊ダイヤモンド』誌上で野口悠紀雄さんが厳しく批判した考えだ（主旨は、目的税とすることで、増税を容易にすることだったと記憶）。わざわざ「福祉目的税」とする必要もあるまい。税の選択肢の一つでよい。
「山田氏は、『（鳩山政権の）バラマキでは国家が破綻（はたん）する』」と批判する。民主党等連立政権に問題はあるが、子ども手当や高校実質無償化など、評価できる政策もある。まさか、それを「『バラマキ』」とは表現しませんよね？もしそうなら、国民の幸福を考えないダメ人間と断ずるしかない。
また、（以下 銑イ蓮∋嚇弔気鵑離灰瓮鵐斑羶瓦琉棏僉豊 屐悗澆鵑覆療泙覆匹2人区で無所属候補を共同推薦することもあり得る』」、◆峩恐偲安膾緝榁了?料論澆靴臣楼萓党も含め、地方議員や首長などとの協力にも期待する」、「『自民、民主両党と丸ごと連携することはない』」、ぁ屬澆鵑覆療泙覆病召梁荵斡砲箸療?豌馭彪訐に前向きな考えを見せた」、ァ屐悄別閏臈泙痢忙屬同じ人とは集まってやっていこうと話している』と語り、政界再編に期待感を示した」、といった考えを持っているようだ。
しかし、直感的で申し訳ないが、連合が支持する政党が政権を取ったから、是が非でも労働側に政治をさせたくない、という思いが出ているような気がしてならない。松下政経塾を作った幸之助さんだって、所詮は経営側の人間。私が歴史や社会を研究した限りでは、新党乱立は、二大政党の一方陣営（労働側）に打撃を与え、排除し、その結果、社会の安定を揺るがしかねない、憂えるべき出来事である。
