清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

2大政党 政治の追求 簡単だ

毎日.jp「鳩山首相:政権に危機感 2大政党制『収れんしにくい』」(毎日新聞 2010年5月8日 東京朝刊。同日アクセス。http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100508ddm005010117000c.html
によると、「鳩山由紀夫首相(中略)は(中略)『日本でも世界でも必ずしも二つの政党だけに収れんしにくい状況がある。国民のための連立も模索されるべきだが、政策遂行をより容易にするための2大政党政治をこれからも追求したい』と語った」という。

ご存知、グレートブリテン北アイルランド連合王国帝国書院『新詳高等地図 初訂版』(2008年)に拠る)の総選挙において、保守党が第1党に返り咲いたが、自由民主党の躍進などで、どこも過半数議席を獲得できなかったことについての発言(付言すると、読売新聞2010年5月8日朝刊13版1面(仙台では)に結果が載っているが、諸派なども27人当選しているんですね)。

詳しく調べたわけではないが、2大政党の追求など簡単。経済界寄りの政党(日本では日本経団連とのパイプが太い自由民主党)と労働運動寄りの政党(日本では連合が支持する民主党)が2大政党であればよいのである。

ただ、現在の民主党等連立政権を見ると、雇用保護の側面ばかりが目立ち、真に労働者にとっていい政策をしているかが疑問で、このままでは2大政党にはならないだろう(もっとも、普天間問題をはじめ、他のことでエラーを重ねすぎの感もある)。

また、労働者間でも利害が対立している(実力如何に関わらず雇用が守られる正規雇用の人の労働組合の集まりと思われる連合と、これまた実力如何に関わらず切り捨てられる非正規雇用では、利害が対立していると見られても仕方あるまい)。政権を安定させるためには、現在の連立が悪いわけではないが、連合では汲めない利益も汲まないといけない。

単に政権交代があるから2大政党なのではない。階級があるから2大政党なのだ。