清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

被告人 「まじめで前向き」 だったんだ

asahi.com「『彼は普通の人、真実語って』 秋葉原事件被告の友語る」(2010年6月27日14時0分。同日アクセス。http://www.asahi.com/national/update/0626/TKY201006260341.html)によると(以下、カギカッコ内は、上記asahi.comより引用)、「17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件から2年。殺人などの罪に問われている被告」人「の友人が26日、事件を風化させまいと、親しかったころの被告の素顔を市民講座で語った」が、それによると、「僕(友人。清高注。答えは上記asahi.comで)の知っている彼(被告人。清高注)はまじめで前向き」で、「職場で100人の警備員を現場に配置する責任者だったことや、自宅にこもって一日中、同じゲームをやり続ける凝り性な一面もあ」り、「『冷静で知的なごく普通の人』」だったとか。

親しい人とそうでない人で態度が変わることはありうるし、友人いわくなので差し引くべきなのかもしれないが、第1段落で紹介したような、どこにでもいる人間ということも大いにありうると思う。何らかの不幸があり、凶悪な犯罪に手を染めたとすれば(推定無罪)、これもありうるだろう。仮に被告人が犯罪者だとすれば、状況が悪ければ凶悪犯罪を犯しうる、と理解していいだろう。市民講座で語った被告人の友人に、読者の皆様は敬意を表するべきである。

最後に否定的なことを言うと、「『彼が真実を語ってくれるのを待ちたい』」は、黙秘権があるので(憲法第38条第1項、刑事訴訟法第311条第1項)、期待しないほうがよく、話さないことを非難してはいけない。