毎日.jp「G20サミット:2013年財政赤字半減 宣言に目標、日本は例外扱い--閉幕」(毎日新聞 2010年6月28日 東京夕刊。同日アクセス。http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100628dde001030018000c.html)
によると、「カナダ・トロントで開かれていた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は27日午後(日本時間28日朝)、焦点の財政再建問題について、『先進国は少なくとも13年までに財政赤字を半減させる』との目標を盛り込んだ首脳宣言を採択して閉幕した。ただ、財政が先進国で最悪の状況にある日本については、財政再建の指針として22日に閣議決定した財政運営戦略を『歓迎する』として、事実上例外扱いを認めた」という。現実的な対応と解釈する。
さらに読み進めると、「『景気刺激策を続けると同時に成長に配慮した財政再建計画が必要』」とある。財政出動と税収アップを同時にしろ、ということ。なかなか難しそうだ。
「日本やドイツなどの経常黒字国に対しては、より内需を拡大するよう要請した」というのは重要だ。世界は1国では成り立たない。お互い依存しあうしかない。何らかの政策が必要のようだ。