清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

量刑の 幅広いのは 問題だ

YOMIURI ONLINE裁判員裁判の量刑に不服、東京高裁が控訴棄却」(2010年6月30日10時04分 読売新聞。同日アクセス。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100630-OYT1T00085.htm
によると、「1審の裁判員裁判の量刑が重すぎるとして控訴した被告に対し、東京高裁は29日の判決で、『裁判員裁判では従来の量刑傾向に無用にとらわれることなく刑が決められるべきで、量刑の幅が広くなるのは当然だ』として、控訴を棄却した」という。

とんでもないことである。法の下の平等憲法第14条)を忘れたのか?裁判官裁判だから軽くてよく、裁判員がいれば重くていい理由は何だ?被告人にとっては同じ裁判だ!29日の高裁判決を正当化したいなら、被告人に選択権を与えよ。それができないなら、この判決を正当化はできない。

人間の殺害は絶対にいけないが、この事件は被告人にとって少々かわいそうなところがある。上記YOMIURI ONLINEによると、「野良猫への餌やりを注意されたことでトラブルになった」のが原因だとか。被害者の気持ち(野良猫にえさをやる怒り)を理解しないわけではないが、本当に悪いのは猫を捨てた人間である。この事件では、「『犯罪を抑止し、平穏な生活を守るには従来の量刑より重くすべき』」(上記YOMIURI ONLINE)とはならず、地域猫活動だろう。