清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

2学期制 大して効果 なかったか

asahi.com「2学期制から撤退続々 授業増効果期待外れ、現場に不評」(2010年7月2日。2010年7月4日アクセス。http://www.asahi.com/edu/news/TKY201007020270.html
によると、「前期と後期の『2学期制』を採用した公立小中学校で、元の3学期制に戻す動きが相次いでいる」という。

上記asahi.comを読み進めると、「2学期制を採れば、3学期制に比べて始業式や終業式、定期テストなどの回数が減り、その分を授業に回せるメリットがあるとされてきたが、実際にはさほどの効果がなく、逆に『前期の中に長い夏休みが入るなどしてメリハリがつかない』と不評を買う結果に」なったとのこと。私の頃の小中学校は2学期制ではなかったが、「『前期の中に長い夏休み』」云々はなんとなくわかる。ついでに書くと、ゴールデンウィークもそう。

その他の感想。

第1に、「定期テストなどの回数が減り」の部分。先生たちのホンネは、テストの回数を減らして、授業に回したいようだ。定期テストの回数はさておき、現在、全国学力テストをまた全員受験にしようとしているようだが、学力調査ならば抽出で十分であり、授業時間の点からすれば、やめるべきとなろうか。

第2に、何学期制がいいかは難しいが、夏休みが長いことはみんな意識しているようだ。すべてが終わって夏休み、という制度もそれなりに合理的に見える。自由民主党がよく言うことだが、大学のみ国際基準に合わせて9月入学にするそうだ。しかし、大学のみの理由が明らかでないうえに、すべての過程においても夏休みを区切りとするのが合理的のようだから、全課程において9月始業にすることを検討すべきである。なお、調べていないが、各課程で始業時期が違うというのは、ありえないわけではないとは思っている。