清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

短命首相の レベルは全然 違うよな

読売新聞2010年7月8日朝刊13版2面に、「ドキュメント激闘 短命首相2人の『意地』」と題した興味深い記事が載っている。すなわち、鳩山由紀夫内閣総理大臣と、麻生太郎内閣総理大臣の応援演説の模様が載っているが、発言のレベルが全然違うのですな。以下、検討する。

まずは鳩山さん。いわく、「『改革の道が見えない原因が鳩山自身にあると気づいた』」。反省は大変結構。

「『(前略)8か月でやめるとは思わなかったので、(約束の期間は)8か月のつもりではなかった』」。無念さがよく表れていますな。問題行動多発とされるいわゆるブログ市長(ただし、住民の信頼は厚そう)だって、1年は解職されないのに(地方自治法第84条によれば、無投票当選の場合を除いて、首長はその就職の日から1年間は解職されない)、マスメディアの世論調査、主権(最高独立性)を無視した強硬姿勢のアメリカ、官僚などの非民主主義勢力が、よってたかってやめさせた無念さは、凡人には計り知れない。

次は麻生さん。「『サッカーのカメルーン戦見た人?』と切り出し、『日本人が肩を組んで君が代を歌った。いいなあと思ったのは、僕が普通の日本人だからだ。だけど、今の首相は国旗・国歌法に反対した』と菅首相への批判につなげた」。まず、都合がありカメルーン戦をライブで見られない(日本時間午後11時キックオフだった)人って、「『普通』」でない、と言われるほどにおかしいのか?「『日本人が肩を組んで君が代を歌った。いいなあ』」と思うのは結構だが、それが即「『今の首相は国旗・国歌法に反対した』」のがいけないことだとはならない。強制や混乱につながることを懸念したり、定める必要もないと思うのはいけないことなのか(蛇足を加えると、定めたゆえに簡単に法律を変えられる、というリスクもある)?自分の考え方を絶対視し、多様な考えを認めないのではダメである。

もうおわかりですね。高くはないが普通のレベルが鳩山さん。レベルが低いのが麻生さん。麻生さんが内閣総理大臣だったなんで、背筋が凍る出来事だったということが、上記読売新聞の記事でわかったといえる。