清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

千葉景子 辞任は国益 損ねるよ

千葉景子法務大臣が、2010年・第22回参議院議員通常選挙の神奈川選挙区で落選した。

神奈川選挙区は、3名選出であり、民主党の候補者が2人で、1人が当選しているのだから、神奈川県の有権者は、千葉さんが参議院議員になることを否定したことになるので、いくら国務大臣になれるとしても(憲法第68条第1項但書によると、国務大臣「の過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない」とあるので、国会議員が過半数であれば、非国会議員である千葉さんが法務大臣に留任しても問題はない)、辞任すべき「と」なる。もっとも、千葉さんは、民主党大会が行われる、今年の9月には辞任するようだが。

週刊文春』や『週刊新潮』の見出しを見ると、敗因は、死刑廃止論者であったり(『週刊文春』。就任以来、死刑執行の命令(刑事訴訟法第475条)をしていない。法的には問題だが、人間的には評価できる)、夫婦別姓法案の推進者(『週刊新潮』)だったりするようだ(『週刊新潮』の分析はありうる。民主党公認候補2名のうち1名は当選しているので、千葉さんの当選を否定する動きと読み取れるので)。

先ほど「と」と書いた。私自身は、辞任は仕方ないと思っているが、後任者次第では、千葉さんの辞任は、個人、社会、国家の利益を損ねるとも思っている。

死刑廃止であれ、夫婦別姓であれ、推進することに何ら問題はない。ちょっと調べればわかることだが、これらを推進しないので、日本の評判が悪くなっているという面がある。仮になくても、死刑が犯罪を抑止する証拠などないし、個人が尊重される建前(憲法第13条参照)では、方向性は選択的別姓であるのは当然である。

というわけで、後任者がちゃんと仕事をしないと(死刑廃止(または執行停止)法案、ならびに夫婦別姓法案(以上、仮名)の提出・成立)、千葉法務大臣の辞任は、日本を悪い方向に導くことになると考える。

*タイトル敬称略