秋葉原無差別殺傷事件において、昨日から、被告人質問が行われている。昨日の質問において、興味深いことが。以下、47NEWS「《資料》秋葉原殺傷・加藤智大被告の供述要旨 『掲示板だけに依存』」（2010/07/27 20:41 共同通信。2010年7月28日アクセス。http://www.47news.jp/47topics/e/168587.php）
に基づいて検討する（内容はコピー＆ペーストをして保存されたし。そのままインターネット上にupすると、著作権侵害の可能性が高い）。
「事件の原因は三つ。まず、わたしのものの考え方。次が掲示板の嫌がらせ。最後が掲示板だけに依存していたわたしの生活の在り方」（上記47NEWSより）だとか。
特に興味を持ったのは、母親との関係である。母親につらく当たられたようだ。なお、2010年7月27日のテレビ朝日「報道ステーション」において、母親もつらく当たったことを認めているとの報道があった。
今までの凶悪事件同様、被告人にかわいそうなところがあったということである。なお、前述の「報道ステーション」を見たところ、母親はストレスから被告人に当たったらしい。どのような環境だったかは知らないが、親が不幸であれば子どもが不幸であるということは容易に想定しうる。財政の問題もあるが、安易に子ども手当を批判するのは止したほうがよい（反対なら、子どもの貧困解消に役に立たないことを証明せよ）。また、母親を安易に責めないほうがよい（事件を起こしたわけでもないし、事件を起こした（現時点では推定無罪だが）息子を持つ事の傷心を想像せよ!）。書くまでもないことだが、このような事情があったからといって、犯罪行為が許されるわけがない（まだ確定ではないが）。ただ、「被告人は許さん!死ね!!!」とがなるよりは、教訓を導き出すほうが建設的である。
なお、インターネットの掲示板についてはそれほど興味が湧かなかった。掲示板にのめりこむ遠因が幼少時からの人間関係のように感じたからである。
また、派遣については、（要約の問題もあろうが）そんなに重要ではなかったようだ。ただ、派遣社員などの非正社員と正社員との関係が公平かどうかは検討すべきだろう（どこかは忘れたが、非正社員のほうが最低賃金が高い国があるという）。
*秋葉原無差別殺傷事件について、過去に私がエントリーした内容については、当ブログにおいて、「秋葉原」を内容検索した結果（http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%BD%A9%CD%D5%B8%B6&sk=1）
を御覧ください。
