清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

ツイッター 現在業績 上げている

唐突だが、以前、私は、中川淳一郎さんの『今ウェブは退化中ですが、何か? クリック無間地獄に落ちた人々 』(講談社、2009)を立ち読みした。

著者情報があるので、『セブンネットショッピング』の同書の紹介のページ(2010年8月17日アクセス。http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102830682/subno/1
)を御覧いただくと、「ブロガーイベントも企業の業績を上げない」(本の内容)とのこと。しかし、「Twitterなんて、本当はただの『暇つぶし駄文垂れ流しツール』」とは言えないようで。

YOMIURI ONLINEツイッターで販売増『効果あり』大企業の7割」(2010年8月17日09時08分 読売新聞。同日アクセス。http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100817-OYT1T00152.htm
によると、「インターネットの簡易投稿サイト『ツイッター』を宣伝や広報などに活用したことで、自社の通信販売サイトの『売上高などが向上した』と回答した大企業(従業員1000人以上)が7割超にのぼったことが、NTTレゾナントの調査で分かった」という。

調査方法などの問題はさておき、私がざっと見た限りでは、ツイッターも使いようである(私は使っていない)ことと、中小企業の夢は淡い(大企業のほうが効果があったので)ということになろう。

最後に、第2段落で書いた「著者情報」について触れると、中川さんは、ニュースサイト編集者であり、その前は博報堂に勤めていたという。以前中川さんの本を読んだ時は(『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書、2009))、ニュースサイト編集者としての経験が大きいのかと思ったが、今では博報堂の経験が大きいのではないかと思っている。すなわち、ウェブに効果があると困る側の人間だったことが大きい、ということである。詳しくは調べていないが、ウェブだと広告に関する費用は安いし、博報堂が関わる度合いも低そうだからなぁ。