清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

人にはね それぞれ役割 あるんだよ

YOMIURI ONLINE「オウム破産管財人、阿部三郎元日弁連会長が死去」(2010年9月9日21時41分 読売新聞。2010年9月11日アクセス。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100909-OYT1T00999.htm
によると、「日本弁護士連合会(日弁連)の元会長で、オウム真理教破産管財人を務めた弁護士の阿部三郎(あべ・さぶろう)氏が8日、心不全のため死去した」という。ご冥福をお祈りいたします。

当ブログでは、原則として訃報を取り上げていないが、本エントリーでは、注意喚起のため、あえて取り上げる。

阿部さんは、「地下鉄サリン事件などの被害者救済に奔走した。教団資産を積極的に売却し、被害者側に支払うべき債務約38億のうち、09年までの13年で約15億4000万円の配当を実現。通常10~15%とされる配当率を約40%まで引き上げた手腕は高く評価された」(上記YOMIURI ONLINE)という。有能ですばらしい弁護士だったようだ。

その一方で、オウム真理教関係者が被告人の事件において、審理引き伸ばしだの、ミスだのと、罵倒する馬鹿者が多かった。

死刑が予想される事例において、引き伸ばしを批判するのは酷だ。弁護人ならば、証拠を徹底的に精査することぐらい、当たり前だろう。

別の弁護士はミスをして、その結果教祖の死刑が確定したように言われるが、そんなことよりも、死刑が言い渡された者に対する慎重審理(具体的には死刑が言い渡されたら必ず最高裁まで審理をするようにする)がなされていないことを問題とすべきだ。

物事を多角的に見ないで、自分の気に入った人は評価し、気に入らない人を罵倒するのでは話にならない。批判する前に多角的な検討をすべきだ。