清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

「政治的 中立」の名に かこつけて

asahi.com「『政治的中立』など 無償化巡り朝鮮学校に注文 大阪府」(1/2ページ(2ページ目は1ページを読んでから)。2010年9月23日。同日アクセス。http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201009230018.html
によると、「大阪府は22日、高校無償化制度をめぐり、朝鮮学校に府独自の補助金を支給することの是非を検討してきた府の専門家部会の提言を正式に公表した。政治的中立性に照らし、教科書の記述など個別の教育内容の問題点を列挙した」という。

教育を論じることは難しいが、これって、「『政治的中立』」の名にかこつけた介入なのではないかな?朝鮮学校の学問・教育の自由(憲法第23条など)に配慮していないのではないか?

ところで、最近、『韓国併合百年と在日』(金 賛汀著、新潮選書、2010)を読んだが、朝鮮学校に通う生徒が少なくなっているという趣旨の内容がある。もちろん、日本人などの拉致という極悪非道の人権侵害などが一因である。介入しようが無償化しようが、おそらく朝鮮学校はなくなるだろうし、asahi.comに記されている提言を受け入れようが受け入れまいが、朝鮮学校関係者だって日本の報道に接し、日本人とともに歩まざるを得ないのだから、ごちゃごちゃ言わなくてもいいんじゃないか?