読売新聞2010年10月23日朝刊12版宮城40面番組欄によると、NHK教育で「青春リアル」という番組が午後10時35分からあり、その紹介記事によると、「徳島県のフリーター・ロロが、自分の職探しのどこが甘いのかをメンバーたちに問う(中略)今はフリーターで収入が安定していないので2年をめどに『正社員』になり、そうしたら結婚しようと約束した」とか。
ロロさんが正社員になるのは祈っているが、問題意識のおかしい番組である。
アルバイトがあるからフリーターになるのであって、職探しが甘いという問題ではない(誰かがなるから)。
正社員になったら結婚もいいが、嫁さんの収入はどうなのだろう?もし十分であれば、お互い助け合えよ。
というわけで、紹介記事の限りでは、フリーター叩きであり、見る気がしない。
フリーターがだめなら、消費者として高い商品だけを買えよ。フリーターの原因は、企業の人件費削減だったり、消費者が安い商品を求めたりなのだから。
よくわからないのが、放送業界。何でアルバイトが多いのだろう?