いわゆる、市川海老蔵さんの事件。
舞台に穴を開けたこと、ならびに、「体調不良を理由に、自らの新春公演に関する記者会見をキャンセルしておきながら、（中略）元暴走族の男たちとトラブルになった」（読売新聞2010年12月9日社説「海老蔵さん謹慎 真摯な反省と精進で再登板を」）ことは、非難されても仕方がないように思う。
しかし、以下の引用は、私は書きすぎだと思う。
「周囲が甘やかしたことが、驕りにつながった」（読売新聞2010年12月9日社説「海老蔵さん謹慎 真摯な反省と精進で再登板を」）
『週刊新潮』の広告「『海老蔵』喧嘩後始末」（読売新聞2010年12月9日朝刊6面）
『週刊文春』の広告「海老蔵の“自爆”」（読売新聞2010年12月9日朝刊9面）
海老蔵さんに落ち度がないとは言わない。しかし、現時点では、全治2ヶ月（グーグル「海老蔵 全治」で検索した結果は、http://www.google.co.jp/search?q=%E6%B5%B7%E8%80%81%E8%94%B5%E3%80%80%E5%85%A8%E6%B2%BB&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&hl=ja&source=hp&lr=&aq=f&aqi=&aql=&oq=&gs_rfai=）
の怪我を負った犯罪被害者ですぞ。このようなバッシング記事は、犯罪被害者の尊厳を傷つけるものである!
私個人は、自由に語ることも大事だと考えるが、犯罪被害者の立場をかんがみれば、海老蔵さんに関する報道は、きわめて問題である。
あすの会（http://www.navs.jp/）
さんよ、小林美佳さんバッシングにうつつを抜かさず（サイトを見ればわかります。私見では、小林さんの意見に賛成ではないが、小林さんを出席させないように求めるのはやりすぎだと思う。被害者だっていろいろなはずなのに…）、海老蔵さんの報道に断固たる抗議をお願いいたします。「死に神」コラムで、言われてもいないことで朝日新聞を追い詰めた汚名返上のチャンスですぞ。
*ウェブサイトは、2010年12月9日アクセス。
