清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

情報を 公開するとは 捨てること

NHKのサイト「国 放射性物質の予測公表せず」(2011年4月4日アクセス。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110404/t10015080851000.html
によると、「福島第一原子力発電所の事故で、国は、爆発が起きた翌日の先月16日、原発の北西にある福島県飯舘村などに放射性物質が多く流れると予測したコンピューターシミュレーションの報告を受けましたが、『データが正確でない』として公表を見送っていました」とのこと。

実際、飯館村は、土壌において高濃度の放射線物質があったようなので、結果として国(原子力安全委員会)のミスといわざるを得ない。再発防止を厳しく求めたい。

ただ、データが正確でないと判断するのは咄嗟だろうし(実際は要検証)、矛盾するデータがあったとすれば、どれを公表するかは難しいということは、冷静に考えれば読者にもわかろう。

つまり、どの情報であれ、公開するには、何らかの情報を捨てる要素があるのが普通なのである。

読者、ならびにマスメディアとしては、普段から勉強し、「Aという推論があるからAに関するデータを出せ」といったような問題意識が求められよう。

重ねて書くが、今回の公表見送りを許すものではないし、いわゆる情報公開は推進されるべきだと考えております。