清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

高山さん 差別主義者の 作家かな

週刊誌が届いたので、『週刊新潮』2011年4月14日号を見た。138ページに高山正之さんの、「変見自在 中傷の作法」と題した文章がある。「変見」ではなく、「偏見」の部分があった。以下、検討する(カギカッコ内は、自分のブログの紹介を除き、「変見自在 中傷の作法」からの引用)。

NYタイムズは(中略)『嘘でもいいから日本の悪口を書き続けろ』という編集方針」があるそうだ。これは正当な指摘。外国の人は、「今回の大震災」(東日本大震災)において、とりわけ東京電力福島第一原子力発電所の事故において、「『日本の悪口を書き続け』」るインセンティブがある。政府と東京電力が悪いことにして、自分の国は問題ないとしたいからである(「外国の メディアと組んで 工作す 」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/51842944.html)
も一読されたし。それにしても、外国の発言を無批判に載せているように思われるのは、気のせいか)。

問題なのは以下のくだり。

NYタイムズ」の「元東京支局長N・クリストフ」さんは「コンビニでかっぱらいを目撃したことを今回、初めて白状した」そうだが、「日本人も略奪するじゃないかと店の主人に聞くとアホ言え、連中は日本人じゃないと答えた。彼には支那人と日本人の区別もつかなかった」という。

これは高山さんが「アホ」である。もちろん、「支那人」をとがめるつもりはない。ところで、それなら高山さん、フランス人、ドイツ人、オーストリア人、スイス人、その他、みんな区別がつくのですね? 「支那人」も日本人も黄色人種。一見してわかるほうがむしろ不思議だろう。

また、「日本人も略奪する」と判断したとすれば、極めて合理的である。「大多数は 日本(ニッポン)人の 犯罪だ」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/51826913.html
でも検討したが、日本国内の犯罪の検挙人数の大多数が日本人だからである。「支那人」であるとすれば、たまたまである。ことさらに強調した高山さんは、差別主義者のようである。

どうも高山さんのコーナーの題名は、「偏見自在」のようである。

*「支那人」については、差別だとする見解もありますが、高山さんの記事の引用のため、あえて用いました。