清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

レベル7 批判するのは 間違いだ

毎日.jp「東日本大震災:福島第1原発事故 IAEA、「レベル7」チェルノブイリに遠く及ばず」(毎日新聞 2011年4月13日 東京夕刊。http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110413dde001040029000c.html
によると、「福島第1原発事故の国際評価尺度(INES)がチェルノブイリ原発事故(86年)と同じ「レベル7」に引き上げられたことについて、国際原子力機関IAEA、本部ウィーン)は12日、福島原発事故の深刻さは史上最悪とされるチェルノブイリ事故に遠く及ばないとの見方を示した」という。

理由は、「福島原発からの放射性物質の外部放出量37万テラベクレル(原子力安全・保安院推定)と、チェルノブイリ事故の放出量520万テラベクレルを引き合いに、「両者には大きな違いがある。事故の構造はまったく違う」と強調。INESはレベル7の評価要件のひとつとして、「ヨウ素131等価で数万テラベクレル以上の放射性物質の外部放出」を挙げている」とのこと。

また、「フローリー氏(IAEA事務局長。清高注)は(中略)「日本の担当者は尺度が見直される前からやるべきことをやっていた」とも語」っているという。

ヨイショなどもあろうが、とりあえずこれを信じるのが賢明である。専門的知識がIAEAの人よりあるとは思えない新聞記者や、政治家の批判に耳を傾けるより、賢明である。

ところが、批判する馬鹿者がいるんだなぁ。例えば、時事ドットコム与野党から政府批判の声=福島事故「レベル7」」(2011/04/12-13:33。http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011041200383
だとか、MSN産経ニュース「「初めから隠していた」韓国各紙が日本政府を厳しく批判」(http://sankei.jp.msn.com/region/news/110413/fks11041313020009-n1.htm
だとか。

時事ドットコムの記事について言えば「「世界にうそをついてきた」」のではなく、刻々と変化している状況だったり、データを再検証して修正したり、という対応で、何ら批判に値しない。

MSN産経ニュースの記事について言えば、「「初めから隠していた」」は酷い批判で、正確を期そうとすれば、隠れるものなのである。

何でも批判すればいいものではない。見聞して不愉快だ。事実は何か、反省すべきは何か、を考えろ。