清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

西岡武夫 今すぐ議員を やめるべき

西岡武夫参議院議長の、即時の議員辞職を提言したい。理由は以下に記す。

1.YOMIURI ONLINE参院定数、200に削減を…西岡議長が修正私案」(http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20110415-OYT1T00902.htm
によると、「西岡参院議長は15日、参院各会派代表らによる「選挙制度の改革に関する検討会」を開き、参院の総定数(現行242)を200に削減して北関東信越、中国・四国など全国9ブロックの大選挙区制とする案を提示した」という。

せっかく「比例選を行う案」を提案したのに、何たる後退!国際感覚ゼロで、議員としての適格も問われよう。

ちょっと調べれば簡単にわかるが、比例代表は、ドイツなど、相当数の国で採用されている。仮に採用ゼロでも、得票数と議席数を可能な限り比例させようという制度が悪いわけではない。

一方、大選挙区の理由は何か? あまり意味はないのではないだろうか? 誤解を恐れず言えば、政治は人ではなく、哲学でやるもの。この観点から、比例代表制以上に優れているとは評価できない。

参議院議長だから仕方ないのかもしれないが、参議院比例代表にしようが、大選挙区にしようが、根本的ではない。まずは一院か二院かであり、優越を持たせる議会の制度設計をどうするか、のはずである。

参議院だけ改革しても、得票と議席を比例させない小選挙区を採用している現在の衆議院をそのままにしてはダメなのだ。

西岡さんは、二院制と、選挙制度の理解が狭いように思う。

2.ウォール・ストリート・ジャーナル日本版「【投票】菅首相は辞めるべきか辞めざるべきか」(http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/04/15/%E3%80%90%E6%8A%95%E7%A5%A8%E3%80%91%E8%8F%85%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AF%E8%BE%9E%E3%82%81%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%8B%E8%BE%9E%E3%82%81%E3%81%96%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%8B/
によると、「西岡武夫参院議長も繰り返し「首相の大方針が出てこないなら辞めたほうがいい」」とのこと。

菅直人さんを党代表にしたのは、西岡さんが所属している民主党ですよ。選んでおいて足を引っ張るとはどういう了見か? それのみならず、「未曾有の災害に打ちのめされた人々に一日も早く落ち着いた生活を取り戻してもらい、津波に根こそぎにされた町や産業を再建しなければならないときに政争を繰り広げていることに違和感を感じている人も多い」というのはまさにその通りで、首を挿げ替えている暇はない。まったく、西岡さんは、政治面でも視野が狭いことが露呈された。

3.重ねて書く。視野の狭い西岡さんは、この国の議会に必要ない。即刻の辞任を重ねて勧告する。

*ウェブサイトは2011年4月16日アクセス。