まずは「ニコニコニュース「報道は自由だけど嘘はいけない」 上杉隆氏、日テレ解説主幹・粕谷氏を厳しく批判」（2011年5月9日アクセス。http://news.nicovideo.jp/watch/nw59797）
をご覧ください。「ジャーナリストの上杉隆氏は（中略）上告棄却を受けた堀江貴文被告による記者会見の報道について、日本テレビ解説委員の粕谷賢之氏を名指ししながら、「日本テレビは『堀江氏の謝罪の言葉は一切なし、検察批判に終始』と報じているが堀江氏は謝っている。これはフェアじゃない」と批判した」という。
私は日本テレビの報道に接していないし、本エントリーのために確かめる必要を感じないので、粕谷さんの件についてはコメントしない。
注目は以下の2点。
「上杉氏は、このような報道について「『堀江氏が未だに検察批判をして謝って反省していない』というニュースをつくりたいんですよね」と指摘した」
「元朝日新聞記者でフリージャーナリストの烏賀陽弘道氏は、マスメディアの体質について、/「『俺たちがいうと何でも事実になっていく』という思考から抜けられていない」」
マスメディアは、事実を伝える側面もあるが、ニュースは事実を作る側面もある。伝えるのは一部、観点も一部、やむを得ないことだろうが、我々はこのことを知る必要がある。
このニコニコニュースの記事は、メディア・リテラシーを高めるために、有益だと思ったので、本エントリーで紹介した。
