テレ朝NEWS「与野党幹部に相次いで脅迫文 震災対応を批判(07/04 16:31)」(2011年7月4日アクセス。http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210704029.html)
によると、「菅総理大臣の事務所に「天誅(てんちゅう)を下す」と書かれた脅迫文とナイフが送りつけられていたことが分かりました。自民党や民主党の幹部にも脅迫文が送られてい」るという。
菅直人・内閣総理大臣の事務所には、「「辞任しなければ天誅を下す」」と書かれた手紙などが入った封筒が届いたらしいが、「差出人」の「「赤報隊」」も、日本の政治がわかっていなかったということである。参議院で、民主党と国民新党が、合わせて過半数の議席がないので、自由民主党をはじめとした野党が妥協しないと話が進まない状況になっているのである。脅迫はいけないが、自由民主党の石原伸晃幹事長に文句を言いたくなる気持ちは理解する。
私も以前は、衆議院で民意の集約、参議院で民意の反映、という二院制に賛成していたが、現在の政治状況を見ると、それがうまくいかなくなっている。解散総選挙なんかやらずに、一院制の憲法改正を検討すべきである。被災地の人が投票できなくても仕方のない(もちろん、望ましくない)緊急の政治課題は、これだけだろう。