清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

西岡さん 電気椅子でも 座ろうか

読売新聞2011年7月12日朝刊13版1面によると、「西岡」武夫「参院議長が」民主党「所属議員に菅首相退陣に向けた行動を呼びかけた論文」を発表したという。13版4面に要旨があるので、それを検討する。

原発事故の初動の判断と対応に失敗した首相は、何の準備もせず『脱原発』を唱えだした」→要旨だから仕方ないが、根拠は? 他の人ならできたのかもわからないし。また、事故が起こってから「『脱原発』」は自然だろう。ドイツと同じ。だから「何の準備もせず」は無意味。

「疑似市民運動の野望家らしい」って、ただの誹謗中傷じゃん。例えば二世議員なら、世間知らずと罵るのだろうか? 良識の府参議院の議長に良識はなかったようだ。

「『場当たり政治家』らしい失敗をしたのが、突然の『中部電力浜岡原発停止の要請』で、定期点検で停止中の原発再開を困難に陥れた」→停止が妥当かは、資料がないので判断を控えるが、西岡さんの価値観としては、人の命や生活より、電気が大事なようだ。以後もおかしな話目白押しで、電気ショックを与えたほうがよさそうだ。 

原発から20キロ~30キロの住民に対する首相の姿勢は、福島県民の命の安全をも自分で決めろという『鬼の政治』に終始した」?意味わからないなぁ。根本として、危険であったことを論証しないと。また、反省があるから原発停止などをやっているともいえるし。

「私は職を賭する覚悟」と書いたわりには、まだ職を辞していませんな。「覚悟」より、実行だろう。早くやめろよ!

「延命に汲々」って、一般論として、途中で止めたら、無責任じゃないか? 要旨だから仕方ないけど、菅首相が辞めなければいけないという根拠を提示できていないんだけど。

「不信任案は不信任の理由と提出者が異なれば、今国会にもう一度提出できる」として、「今国会に即刻、民主党から衆院菅内閣不信任決議案を、参院で首相問責決議案を同じ日に提出することだ」というのは、無茶苦茶な注文で、西岡さんの耄碌ぶりがうかがえる。なぜ無茶苦茶かの理由をいかに記すと、第1に、政権与党から不信任決議案等を出すことが無茶苦茶だからである。除名されて終わりだが、解散を菅さんが選んだ場合に、当選するだろうか? 菅さんが代表になったということは、菅さんを支持する人が相当数いると推測されるし。第2に、既に信任した内閣の不信任決議案等を出すことが無茶苦茶だからである。法律上できなくはないが、これがまかり通ったら、不信任決議案が何回も出て、議論が進まないからである。旧社会党の牛歩より悪いよ。また、解散を選択したら、被災地の住民が投票できないことも見落としている。西岡さんのホンネは、人の命、被災者の政治活動はどうでもよく、電気が大事ということである。電気ショックをしてから国会に出席すべきかな。ハハハ。

菅首相が居座ることによる壮大な時間の浪費に比べれば微々たるものだ」って、こんな論文を書くことが「壮大な時間の浪費」だと思うが。電気ショックじゃまだ甘い、電気椅子が出るかもしれない。