清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

アルジャジーラに 偏見持ってた 清高だ

私は、カタールのテレビ局、アルジャジーラに偏見を持っていた。テロリストを支援するだけの、最低のテレビ局だと思っていた。

しかし、それは偏見だった。NHKBS1で、2011年7月26日午前0時(7月25日深夜)から放送された、BS世界のドキュメンタリー「恐怖政治の終焉 チュニジア」(原題THE DEATH OF FEAR)を見て、そう思った。

チュニジアで、ベン・アリ大統領の政権が崩壊する過程を描いたもの。

制作局は、そう、アルジャジーラ

あるジャジーラの放送が世界に流れているので、ベン・アリ大統領側は、アルジャジーラが仕掛けた、となったことを言ったそうだ(なんか、反日勢力云々、という論理に似ているなぁ)。

しかし、実際には、大統領の独裁や腐敗に国民が不満を持った、ということのようである。

フェイスブックや、ツイッターが使われたことで有名になったが、これらはあくまで手段。国民の強い意志が、独裁・腐敗政権を追い込んだことがわかる、いいドキュメンタリーであった。

もちろん、手放しで革命を喜んでいるわけではなく、今後は国民次第である、といった結論も良かった。

知りたいことを、バランスをもって作った、良質のドキュメンタリーという印象を受けた。