清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

議論中 執行しない あり得るよ

YOMIURI ONLINE「死刑執行、当面は命じない…江田法相」(2011年7月28日03時01分 読売新聞。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110727-OYT1T01244.htm
によると、「江田法相が読売新聞のインタビューに応じ、法務省で死刑制度のあり方の議論が進められていることから、「(議論の)最中に執行することは、なかなかできる話ではない」と述べ、当面は執行を命じない意向を明らかにした」という。

議論は、現状では法務省レベルだろうし、国会でやるのは、東日本大震災があるので難しい、以上の状況では、江田五月法務大臣の見解は、それなりにあり得ると思う。

ただ、刑事訴訟法第475条第2項では、死刑執行「の命令は、判決確定の日から六箇月以内にこれをしなければならない」とされているので、批判の根拠たり得るけれど、のちに廃止になった時のことを考えると、仕方がないのかもしれない。

速やかに国会レベルで議論しなければならないのだが、スピーディーに議論できない状況なのが苦しいところだ。

それはさておき、鳩山由紀夫政権で、千葉景子法務大臣になったことは、日本にとって喜ばしいことで、その「遺産」が生きていたということである。もっとも、執行よりも議論をしてほしかったが。

え? 犯罪被害者の心情を考慮しろ? 勝手に代弁するのは許されないし、当ブログに噛みついている暇があったら、自腹を切って死刑廃止国の犯罪被害者に取材しろよ。